
2月といえばバレンタインデーの季節ですね。今や国民的イベントの1つと言えますが、世の中ずっと不景気続きですから、今年はいくつチョコレートをもらえるのか気になる男性も多いのでは?女性はといえば、店頭に並ぶいろいろなチョコの中から、自分へのご褒美を選ぶプチ贅沢を楽しみにしている方も少なくないとか。いずれにしても、チョコの買い過ぎ・食べ過ぎにはご注意を。虫歯や体重やお財布に致命傷にならないようにしてくださいね。甘いものを食べたら歯を磨きましょう。また、チョコの甘さが歯にしみたら虫歯早期発見の合図です。すぐに歯科に来て早期治療を行いましょう。
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よく虫歯のイラストにあるように、歯に大きな穴がぽっこりあいていたり、黒くなっている部分があれば、誰でも虫歯だと認識できますよね。でも、虫歯のすべてが、このようにわかりやすく見つけやすいものばかりではありません。 |
口の中の歯の位置による虫歯のできやすさとは別に、1本の歯において、特に虫歯ができやすい部分が3ヶ所ありますが、どこだかわかりますか?
1つめは咬合面。虫歯のイラストでおなじみの、奥歯の上面の溝がある部分で、噛む時にあたる面です。2つめは歯と歯ぐきの境目。3つめは、歯と歯の間で、隣り合わせの歯がくっついている所です。
歯と歯ぐきの境目にできる虫歯を「根面カリエス」と言います。根面カリエスは、若い人よりも年齢の高い人にできやすい傾向があります。これは老化にともなって、歯ぐきが下がって歯根が露出することが多いからです。もともと露出している歯の部分は丈夫なエナメル質に覆われていますが、通常歯ぐきの下に隠れている歯根は、エナメル質には覆われていなくて、セメント質で象牙質を覆っています。セメント質は薄くてエナメル質より柔らかく、酸に対する抵抗力が弱いうえに、歯根付近は歯垢がたまりやすいので、この部分は虫歯になりやすいのです。また、強い力でゴシゴシと歯磨きをする癖がある方は、歯肉を傷つけたり、歯が削れたりすることがあるので、根面カリエスを悪化させることになるので気をつけましょう。
歯と歯の間にできる虫歯を「隣接面カリエス」と言います。虫歯ができやすい3ヶ所のうち、この隣接面カリエスが一番気づきにくい虫歯です。外から見えないので、初期のうちに発見するのが難しいのです。見つけにくいうえに汚れが溜まりやすく、それをきれいに除去するのも困難なので、20歳を超える頃には、ほとんどの隣接面にカリエスが存在するとも言われています。しかし、普段からデンタルフロスを使ったお手入れをしていると、隣接面カリエスの発生に気づくことがあります。フロスの繊維がカリエスの表面をこすってほつれることがあるからです。もちろんフロスの使用は早期発見だけが目的ではなく、そのお手入れが虫歯を未然に防ぐことになるのです。
虫歯の予防は、やはり毎日の丁寧なブラッシングやデンタルフロスを使ったセルフケアから。でも、定期的に歯科検診を受けて虫歯の有無をチェックしたり、歯の汚れを落としてもらうというプロの手によるケアも大切です。

本年もよろしくお願い申し上げます
2010年のスタートです。この年末年始はどのようにお過ごしになりましたか?心穏やかに明るく楽しいお正月気分を味わうことができたでしょうか? 皆様の1年のスタートが、幸福感あふれるものであったのならうれしいです。お正月休み中に暴飲暴食でお口の調子が悪くなったり、お餅を食べて歯の詰め物が取れたりしませんでしたか?少しでもいつもの調子と違うと感じたら、すぐに歯科に来てくださいね。今年も自分の歯の健康と全身の健康は自分で守りましょう。
お正月には実家で久々に親戚に会うという方も多いのではないでしょうか。あなたは人と会う時に自分の口臭が気になりませんか?口臭や体臭は自分ではなかなかわからないものですが、原因と対策を知れば、深刻に思い悩むこともありません。あなたもきれいな息で2010年をスタートしませんか?
①飲食物や嗜好品による口臭
ニンニクやタマネギのような匂いの強い物を食べたり、たばこ・アルコール・コーヒーなどの嗜好品を取った時に、一時的に誰にでも発生する口臭。
②病的口臭
虫歯や歯周病、鼻の病気・胃潰瘍などの病気が原因となるもの。
③生理的口臭
朝起きた時・空腹時・緊張している時などに、唾液の分泌量が少なくて口の中に細菌が繁殖して一時的に臭うもの。
④心因性口臭
実際には他人には臭わないのに、自分だけ口臭が気になるもの。
人は誰でも呼吸をすれば、多少なりとも匂いのする空気を吐き出すのが当たり前です。無臭の人はいません。実は、口臭も体臭も、細菌が作った複数の化学物質の臭いが混ざったものなのです。そうです、口臭の原因はお口の中の細菌だったのです。お口の中の細菌といえば、虫歯菌と歯周病菌が有名ですが、これらの菌が口臭を作り出すわけではないようです。なんと伊豆諸島名産のクサヤの干物の匂いと同じで、「嫌気性菌」という細菌によって口臭が作られるそうです。嫌気性菌は字のごとく、空気を嫌い、酸素のある所では生きられません。しかし、人は呼吸をしているのだから、口の中には酸素がいっぱいあるはずですよね?実は、口の中でも嫌気性菌が増殖できる場所があるのです。それは歯垢の中です。歯垢の表面は空気に接していても、中までは空気が浸透しないので、歯垢の中で嫌気性菌が繁殖してしまうのです。
つまり、口臭対策のためには歯垢を除去することが大切なのです。マウス ウォッシュなどを使えば、口の中の細菌数は一時的に減少しますが、嫌気性菌までは殺菌できません。歯の表面だけでなく、歯垢が溜まりやすい歯間や、歯と歯茎の間に気をつけて、丁寧な歯磨きと、歯間ブラシや糸ようじを使ったマウスケアをする必要があります。特に就寝中は、口臭を抑える効果がある唾液の分泌が減るので、就寝前のお手入れは念入りにしましょう。