松村歯科医院

他のインプラントより安全かつ確実当院が採用するAQBインプラント

むし歯、歯周病、外傷などで大切な歯を失った場合、機能や審美性を回復するため、通常はケースに応じてブリッジ、部分入れ歯を作製して使用します。
しかし、ブリッジは欠損した隣の歯(健全な歯でも)多量に削らなければならず、しかも切削した歯には少なからぬ負担がかかります。
また、部分入れ歯は異物感、違和感があり、残っている歯に金属のバネ(クラスプ)をかけねばならず、大きな負担をしいるとともに、審美性にもかけます。
インプラント治療は歯を削ったり、バネをかけたりせずに失った歯を回復する治療法です。
すなわち、インプラント治療とは、歯がなくなってしまった部分のアゴの骨に人工の歯根を植立して骨と固定させ、その上から固定式の人工の歯（冠やブリッジ）を入れることによって、元の自分の歯と同じくらいにかめるようにし、審美性も回復する画期的治療方法です。
松村歯科医院で採用しているＡＱＢインプラントは、日本製のインプラントシステムで、歯の成分であるハイドロキシアパタイトをチタン表面に特殊コーティングをしており、骨誘導性に優れているため、他のインプラントより骨との結合が速く確実で、二ヶ月で仮歯を入れて噛むことも可能です。
また、治療術式がシンプルで、安全かつ確実に、成功率を高く治療を進めることができます。
当院がインプラント治療をはじめてから9年が経ちます。これまで30人以上の患者様にインプラント治療を実施し、「何でも食べれる」「見た目も自分の歯みたい」と多くの患者様からとても喜ばれています。しかも、年2回の定期健診を受けていただくと、5年間の無料保証がつきます。

インプラント治療の説明

インプラント治療のメリット、デメリット、他の治療法（義歯、ブリッジ）との違い、治療全体の流れなどについて、当院で実際インプラント治療を行った症例写真、顎模型などを使って、詳しくご説明いたします。

診査・診断

問診、口腔内診査、レントゲン検査、模型検査、口腔内写真撮影、ＣＴ検査を綿密に行います。これらのデーターをもとに総合的に診断し、インプラント治療が可能か、どのようなインプラント治療法が適しているかを判断します。

治療法、治療計画の提示

診査結果をわかりやすくご説明するとともに、治療方法、治療の計画、治療期間、費用等についてご相談します。これらの事項を十分理解され、了承をいただいてから、治療を開始いたします。なお、全身状態、骨の形状、サイズによってはインプラント治療の適応症とはならない場合もありますが、その時は別の治療法（固定性ブリッジ、金属床義歯、スマイルデンチャーなど）をご提案いたします。

術前処置

現在残っている歯がむし歯や歯周病になっている場合は予め必要な治療を行います。また、かみ合わせに異常がある場合も、治療を行うことがあります。

インプラント植立手術

手術前日より感染予防と手術後の腫れ、痛みを予防するため、抗生剤を服用していただきます。笑気吸入鎮静麻酔後、手術部位に局所麻酔を行い、できるだけ無痛の状態で手術を行います。また、細菌感染防止のため手術部位、器具、機材は厳重に消毒・滅菌を行っています。手術時間は植立本数によっても異なりますが、２時間前後です。なお、ワンピースＡＱＢインプラントを使用した場合は手術は１回だけですみます。

術後観察・管理

インプラント植立手術後は翌日および１週間ごとに、洗浄、経過観察をさせていただきます。レントゲン画像でインプラントと歯槽骨との結合状態を確認し、経過が順調であれば、２ヶ月後に噛める仮歯を入れて２週間ほど様子をみます。

上部構造作製

仮歯が十分機能、審美的にも特に問題なければご希望に応じた上部構造を作製します。上部構造には、メタルボンドクラウン、ハイブリッドセラミッククラウン、メタルクラウンなど（当院ホームページ審美歯科をご参照ください）がありますが、審美性、耐久性、対磨耗性、プラーク付着性、料金などに差異があります。

メインテナンス

上部構造装着後、オーラルケア（ブラッシング）の方法を懇切丁寧に指導いたします。インプラントはむし歯にはなりませんが、メインテナンスが悪ければインプラント周囲炎を引き起こし、インプラント周囲の骨の支えを失い動揺、脱落することもあります。装着後２週間後、１ヶ月後、３ヵ月後、６ヶ月後に来院していただき、予後観察をさせていただきます。経過が良好であれば半年ごとに来院していただき、インプラントの予後観察、残っている歯の検診、ティースクリーニングをさせていただきます。インプラントを長持ちさせるには、定期健診と日々のメインテナンスが欠かせません。

症例1

上の前歯、奥歯６本欠損されてる患者様。長年義歯を使用され、審美性、機能の回復を理由にインプラント治療を希望されました。

当院で３本のインプラント植立手術を行いました。手術２ヶ月後の写真です。動揺もなく、インプラントは歯槽骨と強固に結合しています。

上部構造はメタルボンドブリッジで作製し、装着しました。患者様は「義歯のわずらわしさがなくなり、なんでも噛めるようになりました。」と大変満足されています。

症例2

左下２本欠損している患者様。左下一番手前の歯も歯根が破折しており、抜歯が必要でした。「義歯を入れるのはどうしてもいや」とのことで、インプラント治療を実施しました。

２本のインプラントを植立しました。左側のインプラントは抜歯してすぐに植立（抜歯即時インプラント）しました。手術１ヶ月半後ですが、インプラントの動揺もなく予後良好でした。

上部構造（メタルボンドブリッジ）を装着して１週間後です。「見た目もきれいだし、まるで自分の歯のように何でも食べれる」と大変喜んでいただけました。

症例3

上の歯が3本しかなく、2本はグラグラの状態で、義歯の違和感に悩まれていた患者様です。

2本は抜歯し4本のインプラントを植立手術した後の状態です。

左右2本ずつハイブリッドセラミックスクラウンを装着した状態です。義歯を安定させ、違和感を少なくするため、ミリングテクニックを応用しています。

金属床義歯を装着した様子です。口蓋部を極力広くあけており、患者様は装着感がとてもよく、食事もおいしく食べられるようになったと大変喜ばれています。

症例4

上6本、下1本の歯が傾いてグラグラな状態で来院された、61歳の女性の患者様です。レントゲン、ＣＴ，模型診査などを行い、カウンセリングの後、インプラント治療を行うこととなりました。

下の前歯を抜歯後、下顎に6本のインプラントを植立しました。手術は２回行っています。

インプラントが固定、安定した後、メタルボンドでフルブリッジを作製、装着しました。

上の残っていた歯も全て抜歯し、6本のインプラントを植立しました。右上はサイナスリフト手術も併用しています。手術は2回に分けて行っております。

上のインプラントが安定した後、上のフルブリッジをメタルボンドで作製、装着しました。「会話も食事もまるで自分の歯のように楽しむことができるようになりました」と大変慶んでいただきました。ここにくるまで患者様も私も大変苦労しましたが、歯科医師をやっていて良かったと思える瞬間です。

症例5

上顎にインプラント4本を植立しました。

上顎にメタルボンドブリッジを装着。

その後上下にスマートデンチャーを作製し装着。患者様は機能も審美性も回復し、大変満足されています。

上顎のスマートデンチャー。

下顎のスマートデンチャー。

症例6

上の前歯にインプラント1本植立しました。

2か月後オールセラミッククラウン作製（頬面）。

舌面(裏側)の状態。

口腔内装着後の状態。審美性に優れ、機能も回復しました。

インプラント治療は保険適用外のため、全額自費治療となります。費用は①検査時②インプラント植立手術時③上部構造（人工歯冠）装着時④経過観察時に分けてお支払いください。別途、お見積り書をお渡しします。なお、下記費用には別途消費税が加算されます。

インプラント治療の保証

当院において治療されたインプラントは
治療完了後１０年間保証させていただきます。

原則としてインプラント治療完了後５年間は無料、５年以降１０年までは治療に必要な材料代および技工料のみで治療させていただきますので、保証書を大切に保管してください。
なお、次の場合は保証対象とならず、再治療に要する費用は患者様の全額負担となりますのでご注意ください。

• 年に2度の検診を受けられなかった場合
• インプラントの清掃不良など自己管理に帰する原因で予後不良となった場合
• 全身状態の悪化が原因でインプラントの予後が不良となった場合
• 交通事故や転倒など外傷によってインプラントを損傷した場合